古いパソコンへのUbuntuの導入
2年前にパソコンを買って以来、使っていなかった古いパソコンでLinuxを導入することを決意。最近流行りのUbuntuを導入したので、インストール過程をメモ。
用意するものは、①パソコン、②DVD-RW(ISOファイルを書き込める媒体)、③DVD・CDプレーヤー。
今回はWindowsが入っているパソコンにUbuntuを入れること、ディスク内データは全て削除、の前提で以下記載。
- 1. Ubuntuの最新版のISOファイルをインストール
- 2. CDもしくはDVDにISOを書き込む
- 3. BIOSの起動
- 4. BIOSで「起動」の優先順位を設定
- 5. Ubuntuの起動とインストール設定
1. Ubuntuの最新版のISOファイルをインストール
自分はGUIがあったほうが良いと思ったのでデスクトップ版に。もしサーバーとしての用途がメインでGUIは後から使うかも、という場合はserverをインストールしてもいいかもしれません。どちらから始めてもそこまで問題にはならないと思われます。ISOファイルは以下のサイトのいずれかからダウンロード可能。ちなみに日本語remixのサイトは、日本語環境での不具合が解消されたISOファイルが配布されている。日本語で設定するので、とりあえず日本語remixでダウンロード。
今回は「Ubuntu 20.04 LTS」をダウンロード。(LTSはLong term supportの略で、5年間のサポートが保証されていることを示す)
2. CDもしくはDVDにISOを書き込む
ダウンロードしたISOファイルを右クリックし、「ディスクイメージの書き込み」を選択。「書き込み用ドライブ」が書き込みたいDVD・CDになっているかを確認して、「書き込み」を選択。
3. BIOSの起動
次に書き込んだDVD・CDをDVD・CDプレーヤーに入れてBIOSを起動。BIOSとはOSより前に起動してハードウェアを管理するプログラムのこと。パソコンによって起動方法は異なるが、多くの場合「F2を押したままパソコンを立ち上げる」ことでBIOSが起動される。以下の画面は富士通のもの。